2009年5月14日木曜日

小青竜湯を希望された方への説明と処方

「子どもがアレルギー性鼻炎でひどいので、小青竜湯を処方してください!」
と、診察時にいわれた親子の方がいらっしゃいました。
以前も小青竜湯の証の方がすくないというブログを書いてますが、この方もやはり小青竜湯は合わないと、診察の上、判断させていただきました。
「汗かきやすいし、寝汗もある、そして、足がほってって、一年中家では裸足なんです。」
これだけ、キーワードがならべば、処方は○○風散しかありません。
「今回だすお薬でおそらく、治ると思います。2週間後いらしてください。」と、いって処方させていただきました。
2週間後の再診時に伺うと、
「もらったその日、帰ってすぐ飲んだんですが、その日から、症状が軽くなって、くしゃみや鼻水がすくなくなったんです!」とのこと。
3つの薬味でも、これだけ効果があれば、どんなにまずい薬でも、お子さんご自身から飲んでいただけます。このくらいのキレがあっての漢方薬ですよね、やっぱり。

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