2010年3月26日金曜日

補陽環五湯

先日、大変お世話になった伯父が、脳梗塞を発症してしまいました。
たまたま、後輩のいる病院に入院となりまして、病状を聞いてみました。
結果としては、何らかの障害がのこるかもしれないと思うほどの広範囲梗塞・・・。
はたして、自分に何ができるのだろうか、真剣に考えました。
元気なころ、一緒に談笑しながらお酒を酌み交わしたことなどを思い出しながら。
一般的な西洋治療は、私の出る幕ではありません。
専門家が主治医ですから。
で、出した結論は、タイトルの補陽環五湯です。
伯父が元気を取り戻すための処方と信じて、持っていこうと考えています。

2010年3月5日金曜日

過敏性腸症候群の方

長年患われているとのことで、その方はいらっしゃいました。
漢方薬で体質改善をしたいとのこと。
現在飲んでいるお薬は、確かに西洋医学的には正しい処方です。
しかしながら、飲んでいても下痢があるんですとのこと・・・。
確かにこのような状況で10年以上も経過されているのですから、さぞかしつらかったろうと察しました。
で、処方したのは○○○○湯。
なぜ、この処方なのか?と、その方。
曰く、証の説明をさせていただいて、納得していただきました。
「やはり、1年ぐらい飲まないとだめですかね」と、言われるので、お決まりのごとく早くて2週間で効果出ますとお返事しました。
で、2週間後、下痢が一日もないとのこと。こんなに早く効果があるのか?と聞かれましたので、証があってれば、効きますとお答えしました。
問題は、季節性の変動だけですねと、付け加えさせていただきましたが・・・。