2009年7月30日木曜日

問診表に記載をしてくださいね

漢方ブログを書いておきながら言うのもなんですが、当院では「東洋医学外来」とか「漢方外来」などは掲げていません。
ですので、初診でお見えになった方には、原則、西洋医学に基づいた診断、治療を行います。
例外的に、アトピー性皮膚炎や関節リウマチの患者さんには、漢方治療の話をこちらからします。
ですので、このブログをご覧になっていらっしゃる方は、当院受診時には、「漢方での治療を希望」と書いていただければ幸いです。

加えて、なかなか言い出しにくい症状もあわせて記載していただければ、幸いです。
たとえば、「毛が薄くなってしまった」とか「生理痛が激しい」などなど。
もちろん西洋医学的な治療が合う場合には、そちらを優先させますけど。

そして何より大切なのは、食事を基本とした養生です。
合わせてお話します。

2009年7月14日火曜日

湿痺という表現を実感する日々

本日、関東甲信越も梅雨明けとなりました。
と、同時に症状が軽くなったリウマチの方が続出となっています。
湿痺は着痺ともいい、しつこい痛みのことを意味しますが、リウマチ疾患にこの表現はまさにあてはまります。
以前のブログでも書きましたが、梅雨の時期に症状が強くなると、湿邪をとる処方へシフトする方がおおいのですが、一番顕著にあらわれるのが、梅雨明けでしょうか。
病気の症状も、気候やその土地の食事、生活様式に大きく左右されるということを実感します。
あまりに症状が良くなりすぎ、無理をされてしまうのが、目下の悩みです。

2009年7月7日火曜日

ネタに困ってます

七夕ですね~と、気がつけば、しばらく更新してませんでした。
というのも、ネタが陳腐になってきてしまって・・・。
治ったネタばかりなので、見ている方は呆れてるかもしれません。
けれど、この間もウツで出勤できなかった方の話を書きましたが、7月から元気に職場復帰されたとの話をききましたし、原因不明の湿疹も、漢方で治癒という患者さんもいらっしゃいましたので、そんなに「的外れ」な治療はしてないんではと、一応思ってます。
最近は、どんどん患者さんの訴えが多彩になっていき、自分の専門を忘れそうです。
これを機に、漢方薬のみの診療で東京進出だっ、と門前の薬局社長は言うのですが、自分としては、田舎でのんびりの方が向いているような気がします。
気持ちの余裕は大切ですよね。