2009年6月10日水曜日

製薬メーカーの営業さんとの会話-1-

シリーズ化しようと思ってます、このタイトル。
と、いうのも、ほとんど私にとっては、ブログのネタになるからです。
で、第一弾。
ある製薬メーカーさんが売り込みにきました。
もちろん、漢方薬で、十味敗毒湯です。
このメーカーさんいわく、「ニキビの患者さんに効果があった」と、いうのがセールスポイントとのこと。
説明を聞きながらも、絶句でした。
当院の患者さんで、「ニキビ」に、この漢方薬の処方を考えたこともなかったからです。
基本的に、当院に相談にこられるニキビの場合、オケツか湿熱のどちらかですから、この漢方は選択肢にあがりません。
「こんなデータを出してる先生は、よほど患者さんを選んで処方してるんじゃないの?」
と質問すると、詳細は分からないとのこと・・・。
いくら生死に関係のない病気(?)とはいえ、あまりにもオソマツ。
日本の漢方薬のレベルはこの程度なのでしょう。
ちなみに、当院では清上防風湯は採用さえもしていません、念のため。

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