2011年4月18日月曜日

帯状疱疹後疼痛

「たいじょうほうしんごとうつう」と読みます。帯状疱疹はヘルペスウィルスの感染症で、神経痛をともなう病気です。この神経痛が厄介で、長引いてしまうかたがいます。で、今回ご紹介する方も、そういう経過をたどってました。帯状疱疹は良くなっているのに、痛みが改善しないとのことです。診察してみると、痛いといわれている場所には帯状疱疹の痕も残っていないんですが・・・。確かに、痛みだけでは、西洋薬には限界があるかもしれません。そこで、○▼■湯を痛みどめと「合わせて」飲んでいただくことにしました。 2週間後、痛みはほぼ、30%へ低下し、さらに2週間後、ほぼ痛みは消失とのことです。じゃ、もう薬はいいですかね~と、話をむけたら、この漢方薬だけは続けたいとのこと。理由をうかがうと、体調が全然ちがうとのことでした。やはり、帯状疱疹で、体のバランスが崩れ、痛みが長引いたんでしょうね。バランスをとるという、西洋薬にはない発想こそ、漢方薬に期待できるこうかではないかと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿