2012年1月6日金曜日

昨年もっとも印象に残ったこと

明けましておめでとうございます。
昨年は6月でブログがとまってしまいましたが、今年は不定期でも月1のペースでアップできたらと思っています。

さて、昨年一年を振り返りもっとも印象に残った治療例があります。
喘息症状がとまらないといって、受診された方です。
他の医療機関で受診し治療をうけているのですが、全然咳が止まらないとのことでした。
当然、西洋医学で使われる治療法は全てだしつくされています。
自分としては、すでに「飛車角落ち」の状態で治療を考えるわけですが、逆に燃えてしまいます。
で、診察させていただいた瞬間、処方はこれしかないと思うほど、東洋医学では治療しやすい方でした。
○○○湯と○○○料を併用して、2週間で様子をみることにしました。
2週間後・・・
お話を伺うと、処方した翌日から咳が完全に止まったとのこと。
あまりにも速効性がすぎるので、西洋薬と併用したのかをたずねると、漢方のみとのお返事。
やはり、キチンと証にあう処方をだせば、速効性があるんだなと改めて、漢方薬のすごさを実感してしまいました。

本年も印象に残ったできごとだけでなく、漢方を取り巻く話などもしていきたいと思ってます。